タイヤガイド

タイヤの点検・整備 タイヤのご使用者は、走行時の安全を確保するために、必ず日常点検・整備を行って下さい。
タイヤ点検項目 タイヤは適切に管理されていれば長期間使用できます。
1. 空気圧のチェック
空気圧が不足していると、タイヤのサイドウォールは本来の働きができずタイヤに不必要な熱が発生します。最悪の場合コードの切断とタイヤバーストに至ります。また摩耗しやすく、タイヤの寿命が短くなります。
一方、空気圧過多ではタイヤは常に張力がかかった状態になります。このため、外部からの衝撃によりタイヤが破裂しやすくなります。また接地面が少なくなるためハンドリングとグリップに問題が出る場合があります。タイヤのセンター部の摩耗が進み寿命が短くなります。
2. 偏摩耗のチェック
偏摩耗抑止のため、定期的に空気圧の点検とホイールアライメントをチェックしましょう。また摩耗状態をみながらローテーション(位置交換)をしてください。
3. 残り溝深さのチェック
タイヤ側面の△印からトレッド部分に延長していった所にスリップサインがあります。これはタイヤ交換の目安になるもので溝底から 1.6mm盛り上げてあります。
4. 外傷をチェック
縁石などにタイヤ側面が接触して気づかないうちにキズなどが発生していることがあります。また釘、金属片などが刺さっていたり、亀裂がないかチェックしましょう。外傷や異物を発見した時はタイヤ販売店に相談して下さい。
コードに達するキズ・ヒビ割れが発生しているとバースト(タイヤの破裂)の原因になります。
5. スペアタイヤをチェック
スペアタイヤは必要なときにすぐに使用できるように、空気圧、損傷の有無、摩耗状態を定期的にチェックしましょう。
6. ホイールのバランスは取れていますか?
ホイールバランスが悪いと、運転中にハンドルが揺れて不快感を覚え、運転が困難になります。また部分的な擦り傷や激しい騒音の原因にもなります。
7. ホイールの損傷をチェック
ホイールの破損は事故に直結する原因となりえます。安全のためにもたとえ小さな傷でも放置せず、すぐに対処することを心がけましょう。